フランス・フットボール誌が選定する21年の最優秀選手賞「バロンドール」の表彰式が29日、パリで行われ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)が自身の史上最多記録を更新する7度目の受賞を果たした。

メッシは今夏の南米選手権でアルゼンチンの15度目の優勝に大きく貢献。20-21年スペインリーグでは30得点で得点王に輝いた。レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン、ポーランド代表)、ジョルジーニョ(チェルシー、イタリア代表)らを抑えての受賞となった。

バロンドールは今年に入ってからの成績が対象で、フランス・フットボール誌が選定した候補者の中から、全世界の主要なサッカー記者の投票で受賞者が決定される。記者は1位から5位までを投票し、1位6点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点の得点が与えられる。

最終的なバロンドールの順位と得点は次の通りで、メッシとレバンドフスキの得点差は33点だった。

(1)メッシ(613点)

(2)レバンドフスキ(580点)

(3)ジョルジーニョ(460点)

(4)ベンゼマ(レアル・マドリード、239点)

(5)カンテ(チェルシー、186点)

(6)ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド、178点)

(7)サラー(リバプール、121点)

(8)デブルイネ(マンチェスター・シティー、73点)

(9)エムバペ(パリSG、58点)

(10)ドンナルンマ(パリSG、36点)