マジョルカのルイス・ガルシア監督(48)が30日、12月1日のスペイン国王杯1回戦でMF久保建英(20)が欠場する可能性があることを示唆した。

マジョルカは4部ヒムナスティカ・セゴビアーナとアウェーで対戦するが、ピッチコンディションが悪い場合は出場を見送る可能性があるという。

久保は9月22日のレアル・マドリード戦で右足半月板を負傷。約2カ月間のリハビリを経て、27日のヘタフェ戦で戦列復帰した。ガルシア監督は30日の会見で「膝の状態は完璧だが、もしピッチコンディションが良くなければ出場しない予定だ。一方、ピッチが良ければ確実に出場するだろう」と説明した。

マジョルカは現在、リーグ戦では7試合未勝利。ここまで15試合3勝7分け5敗の14位と調子を落としている。12月4日には昨季リーグ王者アトレチコ・マドリードとアウェーで対戦するため、4部チームを相手に久保に無理をさせるわけにはいかないようだ。(高橋智行通信員)