ブラジル1部アトレチコ・ミネイロが2日、3-2でバイーアを下し、1971年シーズン以来、50年ぶり2度目の優勝を飾った。

2点のリードを許したアトレチコ・ミネイロは、後半28分にJリーグでも活躍したフッキのPKで1点差に迫ると、同29分、32分とFWケノが立て続けにゴール。劇的な逆転勝利でリーグ優勝を決めた。

今年2月に中国1部上海上港から加入したフッキは18ゴールを挙げて優勝に貢献。中心選手としてチームをけん引したケノも「50年ぶりだから。本当に長い時間だと思う。だからお祝いしないと」と喜んだ。

試合はアウェー戦だったため、ファンはベロオリゾンテのクラブ施設や、市街中心部に集結。巨大スクリーンで勝利を見届けると花火などで盛大に優勝を祝った。

ロイター通信によると、半世紀ぶりのブラジル1部制覇を祝し、サポーターたちは無料で記念のタトゥーを入れることができるようになるという。

どのようなデザインで、どのくらいの大きさのタトゥーが入れられるのかなど、詳細は3日に発表される予定。クラブのスポンサーである建設会社MRVが、タトゥーの料金を支払うという。