サッカー元日本代表MF本田圭佑(35)が実質的な監督を務めるカンボジア(FIFAランキング170位)は、1次リーグ初戦でマレーシア(同154位)に敗れ、黒星発進となった。

本田はリトアニアAリーグ、スドゥバでのシーズン全日程を終え、リトアニアから開催地のシンガポール入り。チームを指導し、この日も黒いシャツに、茶色いジャケットとパンツ姿でベンチに入り、采配を振った。

本田は「もう1、2点は取れたと思う。特に前半は何度かチャンスがあった。ただ、マレーシア相手に、簡単な試合にならないことは分かっていた。しっかりとトライ、チャレンジした選手たちを誇りに思う。次はインドネシアとの対戦で相手は初戦。我々には、残念ながら2日しか準備期間がない。疲れもあるし、何人かの選手は、入れ替えることになるだろう」と話した。

その顔と英語での話しぶりは、監督そのものだった。