現在、欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)で予想外のチームがホームゲームで最も多く勝ち点を獲得しているとスペイン紙アスが7日に報じている。

それは今季、スペイン1部に復帰したばかりのラリョ・バリェカノ。今夏、コロンビア代表のベテランFWラダメル・ファルカオを迎えて快進撃を続けており、スペインリーグ第16節を終えた時点で6位につけている。

特にホームゲームのパフォーマンスが際立っており、ここまで8試合を戦い、その成績は7勝1分け0敗の勝ち点22。2位セビリア(勝ち点19)、3位レアル・マドリード、バルセロナ、エスパニョール(各勝ち点17)を抑え、堂々トップに立っている。

この数字は欧州5大リーグでも素晴らしいものであり、現在、ラリョ・バリェカノのホーム成績に並ぶのは、フランスリーグのパリ・サンジェルマンのみである(8試合7勝1分け0敗)。

プレミアリーグではトットナムが勝ち点18(8試合6勝0分け2敗)、セリエAではミランとナポリが勝ち点19(8試合6勝1分け1敗)、ブンデスリーガではドルトムントが勝ち点21(8試合7勝0分け1敗)でそれぞれトップ。しかしどのチームもラリョ・バリェカノとパリ・サンジェルマンの数字には及んでいない。(高橋智行通信員)