サンプドリアの日本代表DF吉田麻也(33)はチームの先制点をアシストしたが、右太もも裏を痛めて後半6分に途中交代した。

0-0の前半18分、セットプレーの流れでゴール前に残っていた吉田は、右クロスを巧みに胸で落とし、ガッビアディーニのゴールを演出した。

しかし後半立ち上がりに自陣ゴール前で競り合った際に負傷。右太ももをさすりながらピッチに座り込み、同6分にDFドラグシンと交代した。

チームは吉田の交代後、2点を失って逆転負け。ダベルサ監督は試合後「マヤがいなくなってから、少し(チームの)形が崩れてしまった。前半はほとんど相手に何もさせず、逆転されるような感じはなかったのだが。それでもマヤのけがを言い訳にしてはいけない。マヤの代わりを誰が務めたかということではなく、後半はチーム全体として問題があった」などと話した。