久保建英が所属するマジョルカが、フランス1部パリ・サンジェルマンのスペイン人GKセルヒオ・リコ(28)の獲得に迫っていると、マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカ電子版が13日に報じた。

セルヒオ・リコは19年のパリSG加入後、ほとんど出番がないことに嫌気がさし、退団を希望しているもよう。同GKについてはアストンビラも興味を示しているものの、マジョルカ行きが濃厚だという。

セルヒオ・リコは年俸が高額なため、契約は今季終了までの期限付き移籍で、買い取りオプションはつかない見通しだ。

セルヒオ・リコがマジョルカに入団すれば、ルイス・ガルシア監督にとっての第1GKになる可能性が高い。

セルヒオ・リコはセビリアの下部組織出身。14年にトップチームへ昇格し、4シーズンでスペインリーグ114試合に出場した。その間にスペイン代表にも選出され、1試合に出場している。その後、フラムでの1年間の期限付き移籍を経て、19年夏からパリSGに所属。だが、ほとんど出場機会を得られていない。(高橋智行通信員)