ビーレフェルトのMF奥川雅也(25)が、ドイツ1部リーグで日本選手初となるリーグ戦4試合連続ゴールをマークした。ホームで行われたフュルト戦にフル出場し、前半8分に右足で先制点を決めた。今季リーグ9位タイの7点目。試合は2-2で引き分けたが、16位に浮上して2部への自動降格圏を脱出した。

奥川の勢いが止まらない。前半8分、ペナルティーエリア手前の右寄りの位置でパスを受けると、縦へのドリブル突破から右足を振り抜き、ゴール左へと流し込んだ。ドイツ1部リーグで3試合連続ゴールは過去6人で8度記録されていたが、4試合連続は奥川が初。かつて同リーグで活躍した元日本代表FWの高原直泰や岡崎慎司、MF香川真司も成し得なかった快記録だ。

奥川はクラブ公式サイトで「連続で取れるのはうれしい。自分が取ることでチームの助けになっているのがモチベーションになっている。このパフォーマンスを継続したい」とコメントした。

<ドイツ1部で日本選手の3試合以上連続ゴール>

▼4試合連続

奥川雅也(ビーレフェルト)21-22年

▼3試合連続

奥寺康彦(ケルン)77-78年

奥寺康彦(ケルン)78-79年

尾崎加寿夫(ビーレフェルト)84-85年

高原直泰(Eフランクフルト)06-07年

岡崎慎司(シュツットガルト)11-12年

香川真司(ドルトムント)11-12年

乾貴士(Eフランクフルト)12-13年

岡崎慎司(マインツ)14-15年

※シーズンまたぎは除く