スペイン国王杯4回戦が行われ、レアル・マドリードが延長戦の末に2-1でエルチェに逆転勝ち。8強入りを果たした。

Rマドリードは0-0で延長戦に突入すると、延長前半12分にマルセロが相手を引っかけて一発退場。この時に与えたFKから失点し、10人で1点を追いかけるというピンチに追い込まれた。

だが延長後半3分、カゼミロの左クロスを中央のセバージョスが左足シュート。これをゴール前にいたイスコが右足で触ってコースを変えて、ゴールに流し込んだ。

同点に追い付いたRマドリードは同10分、DF裏に抜け出してパスを受けたアザールが、GKをかわして左足で決勝ゴールを決めた。

アンチェロッティ監督は、リーグ戦で出番があまり多くない2人のゴールで準々決勝進出を決めたことについて「(途中出場の)アザールとイスコが勝利に導いてくれた。そこを強調したい。ウチのチームにとって意味のあることだ。もしかしたら彼らはもっとプレー時間を与えられるべきなのかもしれないが、過ぎてしまった時間は戻らない。前を向いていきたい。彼らはやってくれると思う」などと話した。