22年ワールドカップ(W杯)カタール大会のチケット購入申し込みが19日から始まったが、わずか24時間で120万枚を超える申し込みがあったと、大会組織委員会が20日に発表した。

申し込みが最も多かったのはカタール国内から。以下、アルゼンチン、メキシコ、米国、UAE、イングランド、インド、サウジアラビア、ブラジル、フランスと続く。

12月18日にルセイル・スタジアム(収容8万人)で行われる決勝戦には、14万枚超のチケット申し込みがあったという。

国際サッカー連盟(FIFA)はこの盛況ぶりを受け「FIFA.com/tickets」がW杯チケットを申し込める唯一の公式サイトだと、あらためてファンへメッセージを送った。

第1回チケット申し込みは2月8日午後1時(日本時間同日午後7時)まで。期間内に申し込めば、チケットが抽選になった場合でも申し込みの時期にかかわらずランダムに当選者が決まる。

チケットを購入できるかどうかは3月8日までにメールで通知され、購入できることが決まったファンには支払い方法などの情報も伝えられるという。

◆W杯カタール大会アラカルト◆

▽32チーム=今大会が32チームで戦う最後の大会となる。26年大会からは48チームに参加国が拡大される。

▽41のベースキャンプ地=参加国のためにすでに41のベースキャンプ地が用意されている。

▽75キロ=もっとも離れたスタジアム間でもわずか75キロ(アルベイト・スタジアムからアルジャヌーブ・スタジアムまで)。

▽5キロ=もっとも近いスタジアム間の距離(エデュケーションシティー・スタジアムからアフメド・ビン・アリ・スタジアムまで)。

▽17万席=W杯終了後、スポーツ施設のインフラが必要な国へ、W杯スタジアムの座席17万席が寄付される。

▽100万人超=大会期間中にカタールを訪れることが見込まれるファンの数。

▽65億ドル(約7150億円)=大会開催のために作られたスタジアムとトレーニング施設の総工費。

▽13万室=観戦に訪れるファンのための宿泊部屋数。

▽37駅=W杯観戦や、ファンゾーンへ行くために利用するドーハ・メトロ(地下鉄)の駅数。すべての駅は車いすでも利用でき、バリアフリーとなっている。

▽2カタールリヤル(約62円)=ドーハ・メトロ1回の利用にかかる値段。お金をチャージできるメトロ・カードの購入は10カタールリヤル(約312円)