英ミラー電子版は、よく違いを比較されるパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)と、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(36)についての記事をアップ。「みんなが思っている以上に彼らは似ている」と共通点を指摘した。

ミラー電子版はまずメッシについてのエピソードを紹介した。元リバプール、イングランド代表で現在は解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏によると、同氏がテレビ番組で「メッシとパリSGの契約は素晴らしいものではなかった」と発言した際、インスタグラムを通じてメッシ本人から直接メッセージが来たという。キャラガー氏は「(メッセージの中で)メッシは私のことをバカ呼ばわりしていた」と明かした。

次にミラー電子版は、ロナウドについても同様のエピソードがあると説明。ロナウドは移籍情報サイト「トランスファーマーケット」での自身の市場価格(ユベントス時代の6750万ポンド=約107億円)がエリクセン、ラウタロ・マルティネス、ディバラより安価なことに激怒。SNSを使って同サイトに連絡したという。

トランスファーマーケットの関係者が「33歳以上のカテゴリーでは依然として市場価格1位です」と説明しても「もっと価格は高いはずだ」とロナウドは憤慨したまま。最終的に同サイトの関係者はロナウドからSNSでブロックされたという。

これらのエピソードを通じ、ミラー電子版は「自らの価値が正当に評価されなかった場合のメッシとロナウドは似通っている」と締めくくっていた。