元イングランド代表で現在2部ダービーを率いるウェイン・ルーニー監督(36)が、新監督を探している古巣エバートンからのアプローチを断ったと、28日付英ミラー電子版が報じた。エバートンから監督を選ぶための面談をオファーされたが断ったという。

ルーニー監督は、エバートンの指揮官を解任されたラファエル・ベニテス監督に代わる4人の候補の1人だった。ほかには、ビクトル・ペレイラ氏、フランク・ランパード氏、ダンカン・ファーガソン氏の名前が挙がっている。

ルーニー監督は「エバートンが僕の代理人に連絡をとってきて、新監督の候補として面談を受けないかと持ちかけられた。それに対して僕は断った」と記者会見で明かした。

続けて「プレミアリーグの監督にはいつかなるだろうし、その準備は完璧にできていると感じている。(プレミアリーグの監督になるときに)それがエバートンだったら最高だと思う。でもダービーでの仕事が残っているし、僕にとって重要なことだ」「もちろん(新天地で監督になることを)考えたよ。僕にとってとても難しい決断だった」などと話した。

ベニテス監督を更迭したエバートンは、新指揮官を探し始めて2週間になる。オーナーのモシリ氏は、残り3人の候補者と面談をするためにロンドンへ向かった。(A・アウグスティニャク通信員)