マジョルカの日本代表MF久保建英(20)がビルバオ戦で決勝のオウンゴールを誘発し、3-2の勝利に貢献した。

2-2の後半43分、左ショートコーナーの流れから久保が中央にパスを入れ、自らもゴール前へ。そこへボールがこぼれ、すかさず左足でシュート。これがポストを直撃し、跳ね返りがGKに当たってゴールへ吸い込まれた(記録はGKのオウンゴール)。

久保についてスペイン・マルカ紙、アス紙はともに採点でチームトップタイの2点(最高3点)をつけた。両紙は久保以外にはそれぞれ7人に2点を与えた。アス紙は寸評で「日本人のタケ・クボがバレンタインデーにマジョルカへ勝利をプレゼントした」と記した。

久保の今季のリーグ戦成績は14試合(先発10試合)で1得点0アシスト。マジョルカは23試合で6勝8分け9敗(勝ち点26)で15位に順位を上げた。次戦は20日の敵地ベティス戦。(高橋智行通信員)