ワールドカップ(W杯)カタール大会出場へ王手をかけている日本代表に朗報が届いた。主将を務めるサンプドリアDF吉田麻也(33)が、2月28日、アウェーのアタランタ戦で7試合ぶりにピッチに立った。

2点を追う後半開始から途中出場。試合は0-4で敗れたが、1月6日のカリャリ戦で右太ももを負傷してから約2カ月ぶりの復帰を果たした。

吉田が負傷したのは、W杯アジア最終予選の1月27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦(ともに埼玉)の直前だった。予選突破へ正念場での事態に、自身のインスタグラムに「このタイミングで怪我してしまった自分に殺意すら覚えました」などと投稿していた。

そんな吉田の思いに応えた日本はホームで連勝し、次戦24日のオーストラリア戦(アウェー)に勝利すればW杯出場が決定する。ピッチに戻った主将とともにカタールへの切符をつかみ取るチャレンジが、できそうだ。