マンチェスター・シティー(イングランド)がレアル・マドリード(スペイン)にまさかの逆転負けを喫し、2季連続2度目の決勝進出を逃した。

後半28分にMFベルナルドがドリブルで持ち上がり、右サイドからペナルティーエリアに入ってきたFWマフレズにパス。これを同FWが左足で豪快に蹴り込んで先制点をマークした。2戦合計でも5-3とリードし、決勝進出は間違いないものと思われた。

だが同45分、同ロスタイム1分と終了間際のわずか2分間に相手FWロドリゴに2点を決められて1-2と逆転された。2戦合計でも5-5と追いつかれ、延長戦に持ち込まれた。

すると延長前半5分、DFルベン・ディアスが相手FWベンゼマを倒してPKを献上。これをベンゼマに決められて決勝点を奪われた。

グアルディオラ監督は試合後「あと少しだったが、決勝には進めなかった。前半はうまく試合に入れなかった。それでもあまり良くはなかったが、苦しみもしなかった。先制点を奪ってから良くなった。自分たちのテンポをつかみ、選手たちは良い感じでプレーしていた」

「我々はそれほど苦しんではいなかったが、フットボールは予測できないもの。この敗戦を消化して、戻ってくるための時間が必要だ」

「相手はミリトン、ロドリゴ、ビニシウス、ベンゼマとペナルティーエリア内に人数をかけ、クロスを入れて2得点した。我々は最高のプレーはできなかったが、重圧のかかる準決勝では普通のこと。受け入れなければならない」などと話した。