1992年にプレミアリーグが新設されて以来、1シーズンにおける集客数が今週末の最終戦で初めて1500万人を超えることが予想されていると19日付英BBC電子版が報じた。

2021-22シーズンの集客数は、合計で1503万人と見込まれている。コロナ禍になる前の2018-19シーズンは、合計1462万人の集客だった。

今季は強豪チェルシー、アブラモビッチオーナーの制裁の影響でホームゲームのチケットが3月以降に販売されていない。それでも、記録を更新することが見込まれている。

制裁前にチケットを購入していたファンのみがスタジアムでの観戦を許可されている。スポーツ・マーケティング会社トゥー・サークルズによると、今季のプレミアリーグの観戦チケットやホスピタリティチケットの売り上げは8億2160万ポンド(約1314億円)にのぼり、1クラブのホームゲームで換算すると220万ポンド(約3億5000万円)になるという。

またスタジアムの平均観客動員率は96・1%で、特にリバプールのアンフィールドは非常に高い99・2%を記録した。(A・アウグスティニャク通信員)