欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は28日(日本時間29日)にパリ郊外のサンドニで行われ、日本代表FW南野拓実(27)所属のリバプールがレアル・マドリードと対戦する。限られた出場時間で今季公式戦10ゴールの南野は「日本人でまだ誰も決勝のピッチに立ったことがないので立ちたい」と意欲的だ。

カップ戦で2冠に貢献。FA杯ではファン投票でベストイレブンにも選出されたが「決勝に出ていないから(貢献度は)半分くらい」と話す。プレミアリーグではサラー、マネら主力を温存した17日の第37節、サウサンプトン戦でようやく初先発。得点して存在感を示したが、今季ピッチに立ったのは11試合で計178分にとどまった。

それでもカップ戦と合わせて約1000分で10得点という高い決定力を発揮。「少ない時間でどうやって(力を)証明するかと言ったらゴールしかない。今季はそこに絶対こだわろうと思っていた」と役割を果たした自負はある。

世界屈指の強豪でFWの5番手以内に入るのは難しく、来季の去就も焦点となる。27歳とキャリアの最盛期にいるアタッカーは「日本代表もあり、ゆっくりする時間はないが、CL決勝が終わったら考えたい。まずは試合に集中する」と今季最後の大舞台に備える。