世界ランク1位のブラジルが圧倒的にボールを支配する中で、韓国が少ないチャンスで反撃。2-1で前半を折り返した。

右足の負傷が心配されたMFネイマールが先発したブラジルは、前半6分に先制点を挙げた。左サイドをえぐってのマイナスのクロスに、MFフレッジが左足で合わせたシュートをFWリシャルリソンが足に当てて巧みに方向を変えた。その後も中盤での早い寄せで韓国のつなぎを寸断していった。

劣勢の中、韓国のファンから大歓声が起きたのは前半31分。ゴールエリア右でFW黄儀助がDFチアゴシウバを背負いながらボールを収めると、そのまま左回りに反転。右足を振り抜いて、ゴール左隅に低い弾道を沈めた。南米予選17試合5失点と守備面でも力を誇る王国に貴重な同点弾となった。

追いつかれたブラジルだったが、その後もボール支配は変わらず。追加点を奪ったのは前半42分。エリア内で味方が倒されて得たPKを、ネイマールが冷静に沈めた。

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