ヘンクからフランス1部のランスへ移籍した日本代表MF伊東純也(29)について、フランスのレキップ紙は1日付で「イトウの初成功」という見出しで報じた。

加入から2日後の7月31日、イタリア・セリエAのサッスオーロとのプレシーズンマッチにいきなり先発出場。スピードを生かして右サイドを駆け抜けると、グラウンダーのクロスから先制弾をアシストした。

同紙は「シャンパーニュ地方(フランス北東部)に到着した2日後に、スタッド・ランス歴史上最高額の1000万ユーロ(約14億円)で獲得したジュンヤ・イトウが、サッスオーロ戦で輝いた」と伝えた上で「小さなスペースで、彼のスピードと器用さが高く評価された」とたたえた。

途中交代したことについては「内転筋に小さな問題がある」としている。(松本愛香通信員)