バルセロナは4日、スペイン人MFリキ・プッチ(22)の移籍について、米MLSロサンゼルス・ギャラクシーと合意したと発表した。

この移籍でバルセロナは買い戻しオプションおよび、ギャラクシーが将来リキ・プッチを他のクラブに売却した場合、その移籍金の50%を受け取る権利を保有する。

スペイン・マルカ紙によると、リキ・プッチはMLSで1チームにつき3枠が認められているサラリーキャップが適用されない特別指定選手として入団するという。

同クラブには現在、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス、ブラジル代表FWドウグラス・コスタ、フランス人FWケビン・カブラルが同様の形で所属しているが、リキ・プッチ加入を受け、カブラルが退団する見通し。またリキ・プッチの契約期間は3年になるもようだ。

リキ・プッチは13年にバルセロナの下部組織に入団。以降、順調にステップアップし、18年12月の国王杯でトップチームデビューを果たした。バルセロナでの公式戦通算成績は57試合で2得点。スペインリーグと国王杯の計2タイトル獲得を経験している。

リキ・プッチは昨季、シャビ監督にほとんど起用されず、今年5月に戦力外通告を受けた。今夏の米国遠征メンバーからも外れていた。(高橋智行通信員)