エスパニョール戦で公式戦2試合連続アシストを記録したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)を地元紙が高評価した。

Rソシエダードは18日、ホームで行われたスペインリーグ第6節エスパニョール戦に2-1で勝利した。公式戦2試合ぶりに先発出場した久保は2トップの左でプレー。前半17分にバックパスを受けたGKのトラップが大きくなったところ、猛然とプレスをかけてボールを奪いセルロートのゴールをお膳立てし、3日前の欧州リーグ・1次リーグ第2節オモニア(キプロス)戦に続き、公式戦2試合連続アシストを記録した。その後も攻撃に絡み後半36分に退いた。

レアル・ソシエダードの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保のパフォーマンスについて、「試合序盤、チームのベストプレーヤーだった。左サイドからDFカレラを脅かし、1-0のゴールの際、プレスをかけてGKアルバロ・フェルナンデスのミスを誘発し、決定的な役割を果たした。後半もセルロートをアシストするためいい形で入り、後半17分のCKではエルストンドにいいボールを蹴っていた」と高評価して4点(最高5点)をつけた。チームトップはGKレミーロとMFブライス・メンデスで5点だった。

エスパニョール戦で記念すべきスペインリーグ100試合出場を達成した久保の今季ここまでのリーグ成績は6試合(先発5試合)、370分出場、1得点1アシスト。

Rソシエダードは6試合戦い3勝1分け2敗の勝ち点10で8位と順位を上げている。この後、国際Aマッチ期間を経て、来月2日にスペインリーグ第7節でジローナとアウェーで対戦する。

(高橋智行通信員)