フランスサッカー連盟が、同国代表FWキリアン・エムバペ(23)が肖像権に関する問題で代表チームの写真撮影を拒否したと報じられたことを受けて、声明を発表した。英紙デーリー・メール(電子版)が19日に報じた。

エムバペは連盟がスポンサー契約している賭博会社やファストフードブランドを含む特定のスポンサーを宣伝することをよく思っておらず、フランス代表チームの写真撮影を拒否したという。

それを受けて、フランスサッカー連盟が「フランスチームの幹部、会長、コーチ、マーケティングマネジャーとの最終的な話し合いの後、代表チームの選手を拘束する肖像権に関する合意を、できるだけ早く修正することを約束しました」などと声明を出したと報じられている。

同連盟は昨年、オンラインスポーツ賭博会社の「Betclic」と800万ユーロ(約11億5000万円)の契約を結び、26年ワールドカップ(W杯)まで続くという。またファストフードチェーンのKFC、宅配サービスのUberEats コカ・コーラとも提携しており、これらがエムバペにとって懸念事項の可能性があるとされている。