レアル・ソシエダードが10日、ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表メンバーに選ばれているMF久保建英(21)に対し、一足早い代表合流の許可を出したことを公式サイトで伝えた。

先月27日に行われたオモニア(キプロス)戦で左肩脱臼のけがを負った久保は、9日のスペインリーグ第14節セビリア戦で公式戦4試合ぶりに戦列復帰した。W杯前最後の公式戦となる13日に国王杯1回戦カサレガス(スペイン6部)戦が残っているが、クラブから日本代表に早期合流するための許可をもらい、同試合を欠場。一足早くチームを離れることになった。

久保はセビリア戦後のインタビューでこの件について、「もともとチームとしては参加しない予定なんで」とすでに取り決めがあったことを明かした。続けて国王杯で調整してからW杯に臨みたいかを問われ、「今回はもういいかなと思っています、個人的には。チャンスをもらえるならしっかり出たいですけど、グラウンドの状況もあるでしょうし。自己中心的な意見を言わせてもらうと、もう今日で感触を確かめられたので、このまま、あとはいい準備をしたいかなと思っています」と参加しない意向を示していた。

Rソシエダードから現時点でW杯参加が決まっている選手は久保のみ。その他、W杯に臨むスペイン代表の予備登録リスト55人の中に、絶好調のミケル・メリーノとブライス・メンデス、今年3月に負傷しまだ復帰できていないオヤルサバルの3人が入っており、最終的なメンバー発表が11日に行われる予定である。(高橋智行通信員)