トットナムの韓国代表FW孫興民(30)が2部プレストン・ノースエンドを相手に左足スーパーゴールを含む2得点をマーク。チームの16強入りに貢献した。

孫は後半5分、ゴールやや右約25メートルの地点でパスを受けると、ファーストタッチで中央へ向けてボールを動かして正面のDFをはずし、左足を振り抜いた。シュートは鋭く曲がり落ちながらゴール左下へ突き刺さる驚異の一撃となった。

孫は同24分にもゴール前でペリシッチのフリックに走り込んでボールを受け、体を1回転させて相手DFをかわして左足シュートを決めた。

トットナムは終了間際にもビリャレアルから期限付きで加わったばかりのFWダンジュマが新天地初ゴールを決めて、3-0で勝利した。

昨季23得点でプレミアリーグ得点王に輝いた孫は今季リーグ戦ではいまだ4ゴール。孫はこの日の勝利後に「自信を得るためにもこのゴールが必要だった。ストライカーや攻撃的な選手として重要なのはゴールを決めること。とてもハッピーだ」などと話した。