「新しい未来のテレビ」、インターネット放送局「ABEMA(アベマ)」が29日、日本時間午後11時キックオフ予定のサッカー、プレミアリーグの「ブライトン-ウルバーハンプトン」を無料生中継する。

放送を前に、この試合を解説する元北朝鮮代表FW、川崎フロンターレでも活躍した鄭大世氏が、サッカー系YouTuberのレオザ氏と初対談。注目する選手やポイント、ブライトンの日本代表MF三笘薫がプレミアで活躍する要因などを語った。

鄭大世氏は、この試合を、ブライトンが相手チームから(戦術を)読まれており、両サイドバックを高い位置まで上げるためカウンターに弱い点などを指摘しつつ、「1-1」と予想した。

同氏は、プレミアリーグではブライトン攻略法が確立しつつある現状を危惧しており、対人プレーに強い選手を相手がマークにつけ、三笘が“消える”時間が多くなっていることも課題として挙げた。

注目選手には元イングランド代表FWウェルベックを挙げた。「足元で受けるタイミングと角度が、とても上手なのでビルドアップしづらい場面でもGKからパスが入ったり、CBに対して相手チームがプレッシングする場面でも、ウェルベックのポストプレーで一気に形勢逆転することができる」とベテランのスキルの高さを絶賛した。

なお、鄭大世氏は当初、三笘の試合を解説すると“不敗神話”を打ち立て、「ミトマジック」のキャッチーな造語も生み出した。

誕生の秘密について、同氏は「地味に毎日考えています」と努力を強調。次の一手? として、三笘とマーチの絶妙なホットラインを表した「『ミトマーチ』推しです」と命名していた。