サッカー米国代表FWクリスチャン・プリシッチ(24=チェルシー)が、セリエA・ACミランに完全移籍し、長期契約を結ぶことで基本合意した。しかしクラブ間では依然として移籍金の話し合いが続いていると、ESPN電子版が報じた。
プリシッチは移籍を実現させるために大幅な減俸もいとわないという。
チェルシーが移籍金2500万ユーロ(約37億5000万円)を要求しているのに対し、ミランは1500万ユーロ~1800万ユーロ(約22億5000万円~27億円)の範囲で考えているという。
ミランではMFトナーリがニューカッスルへ移籍する見通し。そのためチェルシー側はミランがより多くの移籍金を支払う余裕があると見ている。一方でミラン側はその移籍金で3~4人の選手を獲得したい意向だ。この意見の相違が続けば、ミラン側がプリシッチ獲得交渉から手を引く可能性もあるという。
それでもプリシッチ本人はあくまでもミラン行きを望んでいる。
プリシッチは19年にドルトムントからチェルシーに移籍。同クラブとの契約が残り12カ月となっている。1年前にトッド・ボーリー氏らのグループがチェルシーを買収して以来、クラブは新戦力に6億ポンド(約1120億円)以上を費やしてきており、現在は人件費を縮小する必要に迫られている。関係者によるとプリシッチは退団候補リストの上位に挙がっているという。
多くのクラブがプリシッチとの契約を打診しており、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、ナポリ、ACミラン、ガラタサライが、プリシッチの年俸と移籍金(チェルシーでの年俸は1300万ポンド=約24億2000万円)を知っているもようだ。
プリシッチは過去2シーズン、チェルシーでけがに苦しんできた。今季最終戦、ニューカッスルをホームに迎えた試合で、後半に交代で投入されたプリシッチは、サポーターの一部からブーイングを浴びた。

