<ブンデスリーガ:ケルン1-1ボルフスブルク>◇1月31日◇ケルン

 ボルフスブルクに移籍した日本代表FW大久保嘉人(26)が、衝撃的なリーグ戦デビューを果たした。後半21分からトップ下で途中出場。わずか1分後に右からのパスに合わせて決定的なシュートを放った。惜しくもGKに阻まれたが、同28分にはFWグラフィッチへラストパスを送って1-1となる同点弾を“アシスト”。その後もポスト直撃のシュートを放つなど、欧州で最も観客動員数のあるブンデスリーガの冬期中断期間明け開幕戦で、強烈なインパクトを残した。

 大久保は「負けていたし、決定的なチャンスもあったから、すごい(ゴールを)決めたかったよね。点を取ることはもちろんやけど、チームに貢献することを考えてやっていきたい」と話した。

 今後は、小野との日本人対決となる7日のボーフム戦に出場し、11日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦に備える。

 [2009年2月1日10時5分]ソーシャルブックマーク