ウォルフスブルクの日本代表MF長谷部誠(27)が19日、シーズン終了にともない帰国した。ドイツ1部リーグ残留を最終戦で決めたが「最後の2カ月間はきつかった」。2年前はリーグ優勝を果たし、最高の喜びを味わったが、今季は「残留争いはサッカー人生でも初めて。なかなか勝てず、戸惑う部分もあった」と苦しんだ。

 それでも「追い詰められた時に、いかに力を発揮できるか、そこに選手の価値がある。カベを乗り越えられたかな」と成長を実感していた。