ブンデスリーガ、ケルンは30日、2部のボーフムから北朝鮮代表FW鄭大世を獲得したと発表した。背番号は9に決まった。地元紙によると、移籍金は推定約40万ユーロ(約4000万円)で、鄭大世は入団会見で「1部でやれるところを見せたい。先発できるように頑張る」とドイツ語で抱負を語った。

 J1浦和の元監督でケルン幹部のフィンケ氏は「ヘディングが強く、ゴール前の嗅覚もある。われわれが探していたタイプの選手だ」と公式サイトで声明を出した。契約期間は未定。

 鄭大世は2010年にワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場し、J1川崎からボーフム入り。ケルンは1部14位と低迷しており、J1浦和に期限付き移籍したDF槙野智章が所属した。