<セリエA:キエボ0-2インテルミラノ>◇9日◇ベローナ

 リーグ戦で約1カ月半ぶりに白星を手にしたインテルミラノDF長友佑都は「ずっと勝てなくて苦しい思いをしていたので素直に喜びたい」と、ほおを緩めた。

 失点に絡んだ前節の反省から、この日は守備に専念。「エゴを捨ててチームに貢献しようと思った」と役割を貫いた。

 スランプが続いたチームはこの1勝を浮上のきっかけとできるか。長友は「ミスをすれば批判されるのは当たり前。何かを学んで次につなげていくことが大事」と強豪クラブの宿命を正面から受け止めた。