ドイツ、ブンデスリーガのニュルンベルク移籍でクラブ間が合意したウォルフスブルクのMF長谷部誠(29)が30日付の地元紙ウォルフスブルガー・ナハリヒテン(電子版)に心境を語った。
-5年半過ごしたウォルフスブルクを退団
長谷部
悲しい。(リーグ)優勝したし、欧州チャンピオンズリーグにも出場し、残留争いも戦い抜いた。いろいろなことを体験し、素晴らしい時を過ごさせてもらった。
-決断の理由は
長谷部
2014年のワールドカップ(W杯)のためとか、日本代表のためとかではない。ウォルフスブルクでは定位置争いが激しく、常に試合に出られるわけではない。ニュルンベルクなら最も好きな守備的MFで出られる。
-決断は容易だったか
長谷部
オファーが来たときは移籍するべきか、すごく悩んだ。(優勝メンバーの)シェーファーやベナリオら友人もできたし、難しい決断だった。
-ニュルンベルクは清武弘嗣と金崎夢生がいる。勧められたのか。
長谷部
清武と電話をしたら来るべきだと言われた。ニュルンベルクはとてもいい町で人々もウォルフスブルクのように優しいと話してくれた。
-出場する可能性が高ければ残留したのか
長谷部
そうだと思う。試合に出るのが自分にはとにかく大事なことだから。
-思い出は
長谷部
最高の思い出はリーグ優勝。ジエゴ、ジョズエら素晴らしい選手たちと一緒にプレーさせてもらえたことだ。