2月19日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・Bミュンヘン戦でPKを外し、批判にさらされているアーセナルのドイツ代表MFメスト・エジル(25)が、またブーイングを浴びせられた。英デーリーメール紙(電子版)が報じた。

 エジルは5日、ドイツ代表の一員としてシュツットガルトで行われたチリ戦に先発。ゲッツェの決勝ゴールをアシストしたにもかかわらず、後半44分の途中交代の際には大ブーイング。試合終了の笛が鳴るまで、罵声は止むことはなかった。

 少々かわいそうだが、チーム全体の出来が悪く、攻撃のけん引役として期待がかかるエジルに、サポーターが必要以上に厳しくなってしまったゆえのブーイングだった。ラーム主将は「ファンは高いお金を払って見に来ている。今日は運良く勝てたけど、彼らの気持ちは理解できる。W杯までにはまだやることが多いね」と話し、さらなるチーム力向上を誓った。