22日のチェルシー戦で0-6と大敗したアーセナルのアーセン・ベンゲル監督(64)がクラブを離れる可能性があると、英デーリーメール紙(電子版)が23日、報じた。

 この惨敗で首位チェルシーとの勝ち点差は7点に開いた。今季優勝はいっそう厳しくなり、そうなると最後にプレミアを制した03-04年シーズンから、10年もの時間があいてしまうことになる。

 同紙によると、チェルシー戦でアーセナルの指揮官として1000戦目を迎えたベンゲル監督は試合前、「この試合が自分の立場を明確にする試合になる」と話していたという。同監督はクラブに残りたいという意思はあるものの、契約延長のサインをしておらず、18年の長期政権に終止符が打たれる可能性があるという。