英メトロ紙は27日、ドルトムントがベルギー代表FWロメル・ルカク(21)の獲得に興味を示していると報じた。

 ドルトムントは現在、トリノのイタリア代表FWチロ・インモービレ(24)の獲得に本腰を入れていると見られている。しかし、メトロ紙は、バイエルンの最大の対抗馬であるドルトムントがルカクへの関心も持ち始めていると伝えた。

 ルカクは2013-14年シーズン、期限付き移籍先のエバートンでリーグ戦15ゴールをマーク。プレミアリーグで5位と躍進したエバートンのエースとして存在感を示した。さらに、ベルギー代表としては、26日に行われた国際親善試合のルクセンブルク代表戦でハットトリックを達成。来月13日に開幕する2014年ブラジルW杯でも“レッド・デビルズ”の一員として活躍が期待されている。

 

 そのルカクの保有権を持つのはチェルシーだが、同クラブはAマドリードのスペイン代表FWディエゴコスタ(25)や、バイエルンのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ(28)などの新たなストライカーの獲得に動いていると見られている。そのため、ルカクが来シーズンにチェルシーに復帰するかは未だ不透明な状況となっている。【超ワールドサッカー】