Aマドリードのアルゼンチン代表DFクリスティアン・アンサルディ(28)が、逮捕された。29日付のスペイン紙マルカが報じた。

 同紙によると、アンサルディは、28日に行われたスペイン国王杯準々決勝第2戦バルセロナ戦(2-3で敗戦)に招集されず、観戦するためにスタジアムへ向かう途中に逮捕されたという。

 警官に身分証明書を求められた同選手は、拒絶して罵声を浴びせた。さらに、車の扉を閉めた際に警官の手を挟んだことから拘束されることになった。クラブ役員のクレメンテ・ビリャベルデ氏の説得でアンサルディは夜中の0時45分に釈放された。

 来週に、同選手に対する罰則が決定するが、1万8001ユーロ(約243万円)から9万ユーロ(約1215万円)の罰金。最悪の場合、6カ月の活動停止処分が下る可能性もあるという。