90年W杯でイタリア代表の救世主として得点王に輝いたサルバトーレ・スキラッチ氏(45=元磐田)が、本格的な俳優デビューを果たすことになった。同国のテレビドラマ「マフィア捜査官」で、マフィアのボス役を演じる。過去に映画出演はあるが、役者として本格的な活動をするのは今回が初めて。来週からの撮影を前に「私の好きな俳優はデニーロだ。私は本来おとなしい性格だが、カメラの前では変わる。演技するのはゴールを入れるように難しい」と話した。なお、ストーリーの最後には死ぬという。(波平千種通信員)

 [2010年9月30日8時34分

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