<セリエA:インテルミラノ5-3ローマ>◇6日◇ミラノ

 “ミスター・インテル”がインテルミラノDF長友佑都(24)を高評価した。17歳のデビューから20シーズンをインテルミラノのDFとして過ごした元イタリア代表主将で解説者のジュゼッペ・ベルゴミ氏(47)はサンシーロのプレッシャーに勝った長友をほめた。「良いデビュー戦だった。入ったばかりで失点し、難しい状況だったが、長友は落ち着いて自分のプレーをしていた。サンシーロは普通の選手でも雰囲気に圧倒され、プレーが難しい。彼は上がっているようには見えなかった」と話した。過去の日本人選手はサンシーロで1勝3分け14敗と苦戦したが、ジンクスも吹き飛ばした。同氏は今後についても「インテルは家族のようなチームだ。チームメートと監督が今後も彼を助けてくれるだろう。これからセリエA、欧州CL、イタリア杯と3つの大会を戦う。長友が試合に出場してアピールするチャンスも十分にあるはずだ」と太鼓判を押した。

 [2011年2月8日8時11分

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