1860ミュンヘンの日本代表FW大迫勇也(23)の今季終了後のドイツ1部移籍が現実味を帯びてきた。独ビルト紙は「1860ミュンヘンにとって大迫は、04年に2部降格して以来、最高の選手」と評価。「活躍すればするほど、チームが大迫を保持するのは難しくなる」と報じた。15日のアウエ戦で1得点1アシストの活躍で、専門誌キッカーの第25節MVPに初選出。大迫とクラブの契約には契約期間中に移籍できる特記事項もあり、フンケル監督も「1部ですぐに彼を見ることになるのか」の問いに「そうだ」と即答。チームが1部に昇格できなければ、他の1部チームへ移籍する可能性が高くなった。(中野吉之伴通信員)