シンデレラボーイが、確かな自信を得て米国入りした。代表キャップ数2のFW塩貝健人(21)が、前日7日にメキシコで出場したU-19日本代表との非公開の練習試合で決勝点。「代表で1点を取ったことによってだいぶ広がったし、練習試合とはいえ、本当にゴールの感覚もつかめた。大きかった」とうなずいた。
下の世代が相手も、単なる調整の場ではなかった。当落線上から滑り込んだ点取り屋にとっては、序列を崩すチャンス。合宿開始後は「この2週間、僕は調整というより、もう本当にうまくなる、という意味でずっとやってたんで。昨日とは違った自分が見せられると思う。オランダ戦を楽しみにしてください」。大会を通して進化する構えだ。
初戦の相手オランダは今季途中までプレーしていた国。世界最高とも称されるDFファンダイクの攻略法を問われると「気持ちの部分で勝てば勝てると思う。実績で劣っていたって、そいつから点を取れないわけではない。それを見せられたら」とギラついた。貪欲さが増したラッキーボーイが日本を救う。【佐藤成】


