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花粉症対策特集



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 花粉症の人にとっては、またユウウツな季節がやってきました。レッドソックス松坂、ヤンキース松井、ヤクルトの新人ヨシ君、キングカズ、ボーフム小野、カターニャ森本、U-23日本代表FW平山、大相撲の高見盛、卓球の石川佳純、ゴルフの丸ちゃん、古閑美保…と挙げればきりがないほど、スポーツ選手もこの時期は「花粉症」という“敵”と戦っています。まだなっていない人も、いつなってもおかしくないのが、この病気。症状がいくら重くても、会社を休むことができないつら~い病気です。

 花粉症で悩んでいる人は少しでも軽くなるように、まだなっていない人もある程度の知識を持っていることは重要です。花粉症の現状、治療法、予防策など、知っておいて損はない情報を日刊スポーツが提供いたします。

花粉症とは?

ヒノキヒノキ
環境省 花粉症保健指導マニュアル-2008年2月改訂版より

 花粉症とはスギ、ヒノキなど約60種類の花粉が原因で起こるアレルギーの総称です。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが主な症状で、花粉が飛ぶ2~5月頃にその症状が表れる人が多いです。症状の度合はその年の花粉の飛散量、個人によっても違います。雨上がりの翌日や気温が高めの日に花粉が多く飛ぶと言われます。また、その年の飛散量は前年の夏の気温によると言われ、暑い夏だった翌年は花粉が多い-ということになります。

 症状は風邪にも似ていますが、連続してのくしゃみや目がかゆくてかゆくて…などというときは花粉症の可能性が大。病院にいって診てもらいましょう。  

どうして花粉症になるの?

 花粉症は、人間の免疫の働きによって起こります。人間の体は、外からウイルスや異物などが侵入してきた際、体を守るために抗体をつくり、もう1度同じものが入ってきたときに跳ね返す働きがあります。花粉に対しても、本当は害がないのに異物とみなして異常なまでに反応し、くしゃみなどで跳ね返します。これが花粉症です。

 

 

 

ウェザーニュースへのリンク

花粉症トリビア(1)

花粉ってどのくらいの高さまで飛ぶの?

 上空600メートル以上まで飛ぶといわれています。軽くて舞い上がるので、マンションの上の階だから安心!ということはありません。

花粉症トリビア(2)

プロ野球、Jリーグのキャンプ地選び

 最近ではどの球団もキャンプ地を選ぶ際に、暖かいところで…というだけでなく、「花粉症」のことも頭にあるようです。沖縄にはスギが1本もありませんし、九州も花粉量が少ないので、花粉症対策になっています。

花粉症トリビア(3)

休めない病気

 花粉症は休めない病気では一番の重病といわれています。総人口1億2000万人のうち、20%の2400万の人が花粉症。その半分の1200万人の人が働いているといわれます。2~5月にそれだけの人の労働の質が低下し、1人に付き5~6万円の国益損失とも言われています。

花粉症トリビア(4)

市間の差は縮小

 東京都では3・5人に1人が花粉症ですが、市間の差は縮小しています。96年の調査ではあきる野市では25・7%、調布市では21・2%、大田区では17・7%の人が花粉症でしたが、06年にはあきる野市28・0%、調布市27・1%、大田区28・5%と均一的な数字となりました。

花粉症トリビア(5)

服の選択

 服によっても花粉の付き方が違います。毛のコートなどは花粉が付きやすいので、つるつるした素材のものを選ぶことをオススメします。