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 一度かかると毎年、症状に悩まされるのが花粉症。今や5〜10人に1人が発症していると言われています。2月からは本格的にスギ花粉が飛散する季節に入ります。
 果たして予防する手立てはあるのか、効果的な治療法はどんなものかなど花粉症全般にわたって専門家に聞いてみました。
 回答者は花粉症治療に詳しい榎本雅夫(えのもと・ただお)日本赤十字社和歌山医療センター耳鼻咽喉科部長です。

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 近未来の花粉症治療

 花 粉 症  Q & A 
【A】花粉症とは
  • なぜ花粉症は起こるのでしょう
  • 症状の特徴は
  • 花粉症が増えている理由は
  • 年齢、男女差は花粉症に関してありますか
  • 遺伝やストレスとの関連は
  • 【B】治療するには
  • 病院に行った方がいいですか
  • 診察を受ける際の注意点は
  • 花粉症は完治しますか
  • 症状によって治療法は違いますか
  • 予防する治療法はありますか
  • 【C】花粉症の薬
  • どんな薬を使うのですか
  • 抗ヒスタミン薬がよく効くといわれますが
  • 治療薬の副作用について
  • 他の病気の薬との併用は
  • 市販薬は有効ですか
  • 【D】日常での予防対策
  • マスク、眼鏡など花粉症グッズの効果は
  • 家庭内での花粉症対策は
  • タバコと花粉症の関係はありますか
  • 食生活との関係は
  • 花粉症になっていない人の心がけは
  • 回答者プロフィル

    榎本雅夫先生 ◆榎本雅夫(えのもと・ただお)◆
    和歌山県立医科大学卒業後、同大学応用医学研究所助手などを経て現在、日本赤十字社和歌山医療センター耳鼻咽喉科部長。和歌山県立医科大学および京都大学非常勤講師、日本アレルギー学会評議員、NPO花粉情報センター理事を務める。医学博士。花粉症研究では昭和62年〜平成9年まで厚生省(現厚生労働省)班研究、平成8年から科学技術庁(現文部科学技術省)「スギ花粉症克服に向けた総合研究」研究班に従事。著書に「花粉症診療の質を高める」がある。


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