花粉症Q&Aロゴ
 【B】治療するには 
  • 病院に行った方がいいですか
  • 診察を受ける際の注意点は
  • 花粉症は完治しますか
  • 症状によって治療法は違いますか
  • 予防する治療法はありますか
  • 病院に行った方がいいですか
     花粉症治療は薬で症状を抑制することが中心です。最近はより即効性のある治療薬がいろいろ開発されているので、自分に合った薬を選ぶためにも一度、医療機関の診察をお勧めします。
     また風邪や花粉以外が原因のアレルギー性鼻炎も花粉症と同じ症状の出ることがあります。病気を特定するためにも診察は大切です。

    診察を受ける際の注意点は
     診察にあたって医師は次のような質問をします。
    1:症状の種類と最も苦痛な症状
    2:いつから始まったかなど症状の経過
    3:他のアレルギー性の病気はあるかないか
    4:薬や注射でアレルギーなどの問題が起こったことがあるかどうか
    5:過去の病歴
     などです。最善の治療をするために必要な事項です。答えられるように準備しておいてください。

    花粉症は完治しますか
     花粉症についての予後調査は少ないのですが、自然に治るケースは2〜3%程度といわれています。完治させる薬は残念ながら開発されていません。
     長期的に効果がある治療としては減感作(げんかんさ)療法があります。
     アレルギー症状の原因となる抗原のエキスを少しずつ注射して体が抗原に過敏に反応しないようにするものです。
     治療が長期(最低でも2年間)になることやまれに重い副作用が起こることもあります。
     現状では重い症状が長く続き、薬の効き目がない花粉症の患者さんが対象になっています。

    症状によって治療法は違いますか
     アレルギー反応の仕組みは同じですから、基本的な治療に違いはありません。ただ、くしゃみ・水ばな型または鼻づまり型か症状の程度によって薬を使い分けます。
     花粉症のシーズンは就職試験や受験などもあり、応急的治療を望む人もいます。
     ステロイド薬は症状の抑制に効果がありますが、副作用の問題もあるので専門医に相談してください。

    予防する治療法はありますか
     花粉症の場合、予防薬には眠気などの副作用の少ない抗アレルギー薬が用いられます。
     花粉が飛散する2週間ほど前から治療薬を服用すると症状を軽減する効果があります。
     初期療法と呼ばれますが、これが花粉症の予防的治療といえるでしょう。


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