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キリンフットサルロゴ

【大阪大会】

 「キリンフットサルフェスティバル2001大阪大会」が、4月28日、29日の2日間、大阪府此花区の舞洲アリーナで行われた。レギュラークラス(中学生以上)は、WINPRO(ウィンプロ)が4−2で摂津ニジンスキーを下して優勝。ジュニアクラスは中豊島シリウスフットボールクラブ銀河が2−1で小山田ファイターズを破って栄冠を勝ち取った。

WINPROが美酒

◆レギュラークラス決勝 WINPRO 4−2 摂津ニジンスキー

 WINPRO(ウィンプロ)は何ともユニークなチームである。大阪府下で活躍する「足に自慢」の大学生6人と、1人の助っ人で構成されている。その助っ人がとてつもない大物だ。フットサル全日本候補の大塚和慎選手。阿南裕樹代表は「大会に出るからには勝ちたいので、大塚さんにお願いしたんです。セコかったですが…」と舌を出したが、正規の登録選手であり何ら恥じることはない。それどころか準決賞、決勝とその強力助っ人が仕事で早退したためオリジナルメンバーで戦うはめになったが、残る6人で見事栄冠を勝ち取った。

お見事!個人技

 勝因は7選手の個人技につきるだろう。今年の2月にチームを結成してからチームとしての練習は数回しかしていない。「みんなの息が合うかどうかが心配でした。でも、試合を重ねるごとに呼吸がわかるようになり、優勝できてこんなにうれしいことはありません」と阿南代表。竜谷大の学生である南野主将は「全員で練習できるのはせいぜい月に2、3回ですので、もう少しみんなで集まれたらいいのですが…」と寄せ集め軍団の悩みを口にする。全員がさほど親しい友人でもないので、プレーしている選手にもとまどいがあった。決勝で勝ち越しゴールを決めた有光選手は「予選から準々決勝までたいした働きが出来ずにあせってしまいました。準決勝、決勝でやっと仕事ができてホッとしています」と喜びより安堵感の方が強そう。

 チームの今後についても「せっかく優勝したんですから続けていきたいのですが、とりあえずメンバーが手薄なので、募集中と書いといてもらえませんか」と阿南代表は「求人募集」をちゃっかり。今年4回生になった選手はそろそろ就職活動も始めなければならないし、前途多難だがウィンプロのチーム名もブラジルの有名フットサルチームの「パクリ」であるように、そのユニークさとプレー同様の個人技で光明を見出すだろう。

(写真=WINPROはメダルを胸に大喜び)


次は全国区めざす

◆ジュニアクラス決勝 中豊島シリウスFC銀河 2―1 小山田ファイターズ

 準決勝が4−3、決勝は2−1。まさにハラハラドキドキの末の栄冠だった。その立役者は、決勝で2得点を挙げた瀬畑だ。とくに2点目はゴール前のクロスパスを一瞬のスキをついて蹴り込んだとても小学生とは思えないテクニックだった。

 「1点とられたときはアカンと思ったけど、ボクの2点目で勝ったと思った。ボクらは実戦になると不思議と力が出せるんです」とニッコリ。中豊島シリウスフットボールクラブ銀河は、豊中市にある中豊島小学校の生徒のチームで、部員は50人を超える。川口輝興隆監督(46)は4年生を担任する先生で、練習は週に3日。2日間はサッカー、1日がフットサルという振り分け。幼稚園のころからボールを蹴っている選手も多く、個人技でも他チームを圧倒していた。川口監督は「ある程度はやってくれると思っていたのですが、優勝とは…。でも大阪はまだまだレベルが低いと思うので選手にはもっとスピードをつけさせないと…。」とさらなる飛躍、そして全国区を見据えていた。

(写真=ジュニアクラス優勝の中豊島シリウスフットボールクラブ銀河)


吉本アミーゴズ、「マジでした」

 吉本興業のフットサルチーム「アミーゴズ」がジュニアクラス優勝の中豊島シリウスフットボールクラブ銀河とエキジビジョンを行った。小学生を相手にマジで戦い、中でも「FUJIWARA」の藤本がハットトリックを挙げ、ゴールを決めるたびに雄叫びを上げ、場内を沸かしていた。なお、この模様は6月5日(火)の夜12時50分から関西テレビの「すぽーつアミーゴ!」で放映される。

(写真=「吉本アミーゴズ」はエキジビジョン終了後、「中豊島シリウスFC銀河」と記念写真)


マリーニョ名人技

 かつて日本リーグのフジタ(現湘南)、日産(現横浜)で大活躍したアデマール・ペレイラ・マリーニョさんが、マイク片手に流暢な日本語で子供達を指導した。特に強調したのは「出来るだけたくさん試合を見て、実戦の中から学ぶ」ことと「フットサルではパスが大切。味方が受けやすいゴロのパスを送るのが基本だ」と話した。その後、子供達を相手にエキジビジョンを行い、かつての妙技を披露してスタンドからも大きな拍手を受けていた。

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裾野広げます

 キリンとサッカー 「キリンフットサルフェスティバル2001」はキリングループ3社の活動である「キリンワールドチャレンジ2001」の一環として実施している。2002年日韓共催のサッカーW杯が開催される場所を中心に、全国各地で4月より順次開催、大阪はその一番初めの大会となる。一般公募したジュニアクラス(小学生の部)と、レギュラークラス(中学生以上)に分かれ、抽選で選ばれたレギュラークラス24チーム、ジュニアクラス12チームが予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を競った。

 キリンビールは1995年(平成7年)にサッカー日本代表のオフィシャルスポンサーになった。98年からはキリンビバレッジ、キリン・シーグラムも加わり、キリングループ3社で支援を続けている。

◆大阪フットサル連盟 吉川元章運営委員長の話 フットサルの競技人口は年々増えています。サッカーは最低でも11人要りますが、フットサルは5人でやれるという手軽さが受け入れられている要因と思います。レベルも年々上がって昨年は全国大会、選抜大会など全国レベルの試合も増えてきています。関西地区でも今年の2月にリーグ選を始めました。他府県でもこういった形の試合が多くなっていると聞いています。チーム数が増えるために1大会1チーム制を続け、協会に未登録のチームでも即大会の参加OKのシステムでやっていきたいと考えています。

 「キリンフットサルフェスティバルの大阪での開催は今回が初めて。直接観戦するのも初めてですが、その迫力に驚きました。100チーム以上の応募の中から選ばれた(レギュラークラス)24チームの頂点に立つ皆様を見れて幸せです。キリンは1978年から日本のサッカーを応援してきました。これからもサッカーの、そしてフットサルの裾野を広げて行く協力を続けていきたい」と語るのはキリンビール(株)常務取締役 大阪支社長の智田秀穗氏(=写真)だ。

 大阪難波・戎橋横のKPO(KIRIN PLAZA OSAKA)では、日本代表の試合の時には観戦イベントを実施予定。1階のKPO BREWERYビアスタンドの大スクリーンに日本代表の試合が放映される。しかも日本代表が勝てばビールが半額に!! みんなで日本代表を応援しに行こう。


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