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キリンフットサルロゴ
 広 島 大 会 
 「キリンフットサルフェスティバル2002広島大会」が5月26日、広島県立総合体育館で開催された。レギュラークラス(中学生以上)はアキレスケンが1−0で広島SCアンダー35を下して初優勝。ジュニアクラス(小学生の部)は大野西サッカースポーツ少年団が2−0で音戸F.C.を破り、こちらも初の栄冠に輝いた。


堅いディフェンスで1点守る

 <レギュラークラス・決勝>
 アキレスケン 1−0 広島FCアンダー35

アキレスケン
レギュラークラス優勝の
アキレスケン
 「ワッセ、ワッセ・・・・」とコート中央で勝利の歓声を何度も上げたアキレスケン。広島大学の仲間が集まってできた平均年齢21歳のチームは若さと団結力を武器に栄冠を勝ち得た。

 ゴールキーパーの吉留牧雄は「ディフェンスには自信がありました。松村(一徳)と交代で守っていたんだけど、僕は無失点でした」と昨年10月に仲間入りし、初めてフットサルをしたとは思えない堅い守りを見せた。

 前半は0−0で一進一退の緊張感みなぎるゲーム展開。相手の広島SCアンダー35のディフェンス力の前になかなか得点できない。しかし後半3分、右サイドからキックインの短いパスを受けた坂口元気が「ここだ!」とミドルシュートを放つと、ボールはゴール右上に突き刺さった。

アキレスケン
息づまる接戦で、会場を熱くさせた
レギュラークラス決勝戦
 週3回は母校でみっちり練習をしてきたアキレスケン。有里淳代表は決勝戦前に「うちの戦略は1−2−1のフォーメーションなんですが、うまくいかなくて、まだまだ発展途上なんですよ。でもここまで来れば、優勝したい。勝ちに行きますよ」と話し、その言葉通り初参加でタイトルを獲った。

 一方、広島SCアンダー35の福島功代表は「第2次予選リーグまでの4試合を5人で戦ってきて、もうアップ、アップです」と、平均年齢30歳という選手たちのスタミナ切れを心配して臨んだ決勝戦で1点に泣いた。

 杉浦章浩も前半を終え「ひょっとしたら、イケるんじゃないかと欲を出したんが裏目にでました。ちょっとした心のスキがあったのかなぁ。あの1点はそんな動きの中で決められた。無欲でやっていれば勝てたかも」と悔しがったが、若いチームと互角に戦えたことに汗まみれの顔も晴れ晴れとしていた。

 決勝ゴールの坂口はベストプレーヤー賞も受賞。「今日は有里代表の家で、チームメートと賞品のキリン一番搾りを浴びるほど飲みます」と足取りも軽く会場を後にした。

ガッツポーズ

 <ジュニアクラス・決勝>
大野西サッカースポーツ少年団 2−0 音戸F.C.

大野西サッカースポーツ少年団
ジュニアクラス優勝の
大野西サッカースポーツ少年団
 0−0で迎えたハーフタイム。大野西サッカースポーツ少年団の倉本充明監督は「気持ちで負けるな、勝つという気力が勝負を分けるんだぞ」と激しいゲキを飛ばした。その言葉に応えたのが益本浩史だ。「監督の言葉を思い出し、負けられん」の執念で蹴ったミドルシュートがゴールに吸い込まれた。倉本監督も思わず「よっしゃ」とガッツポーズ。「週4回のサッカー練習のうち、1回はフットサルをしています」と倉本監督。「決して強いチームじゃありませんが、自分で考えフェアな試合をする、をモットーにやってきた。結果が出てよかった」と選手とともに喜んだ。

 敗れた音戸F.C.は2年連続出場だが、昨年は1つも勝てなかった。「今年こそ1勝を挙げる」を合言葉に試合に臨み、あれよあれよという間に決勝に進出した。眞田を中心に奮闘したが勝利の女神は微笑まなかった。

「見て!まねて!!」マリーニョ氏熱血指導

マリーニョ氏
 「ゲームやるかい、練習やるかい」と子供たちの前に現れた元フットサル日本代表監督のアデマール・マリーニョ氏(写真)。子供たちを車座に座らせてフットサル・クリニックが行われた。
 「うまくなるために必要なことは2つある。何かな」の問いかけに「見ること」と返事する子供たちに満足げ。「今がチャンスなんだ。ワールドカップで世界の一流プレーヤーが日本にやってくる。TVでも試合が見れるから、一生懸命見なさい」と指導した。
 さらに「次に大切なことは、まねること。一流プレーヤーの動きをまねる。失敗を恐れずに、出来るまで繰り返し繰り返し練習すること」と強調する。実践形式の練習ではプレーごとに子供たちに声をかけるとともに、精力的に動き回り、たっぷり1時間汗を流していた。


加藤久氏が選手とサッカー談義

加藤久氏  キリンビールがホームページ上で運営しているキリンビール大学のサッカー部顧問を務める加藤久氏(写真=元サッカー日本代表)が広島大会に駆けつけた。「日本代表が強いのは底辺レベルで活躍する選手が強いから。皆さんがやっているフットサルも日本代表を支えているんです」とゲキを飛ばす。「全国でフットサル会場を見てきましたが、驚くべきことがあります。それはフットサルに出場する選手の足の裏の使い方が非常に上手だということです。技術の向上は大変嬉しいことで、それが日本サッカーの糧になっています」と力説した。
 また「今日はここにカップが有りますが、出場するからには絶対にオレが獲得するんだの気持ちでプレーしてください」と選手たちを激励していた。
 最後にホームページ上のサッカー部員募集もPR。「キリンビール大学についてはhttp://www.beerdaigaku.comをみて欲しい。小学生も入ってね」とPRしていた。


決勝リーグへ代表頑張れ!!

中村義一氏  「全国9カ所で開催したキリンフットサル2002も、ここ広島が最終大会です。この大会には山口、島根からも参加があり、うれしいですね」と話すキリンビール(株)中国地区本部長の中村義一氏(写真)。「ワールドカップもぜひ日本代表が決勝トーナメントに進出してもらいたいですね」と熱弁をふるった。
 広島にキリンビール工場が誕生したのは1938年(昭13)。64年間、県民のビールとして親しまれてきたキリンビールだが、昨年、新発売した「クラシックラガー」が「苦みばしった味」で飲食店で大好評を得ている。
 また、おいしくて低価格の極生、ヘルシー志向の淡麗グリーンラベルもコンビニエンスストアなどで爆発的な売れ行き。中国地区では、新しい試みとして昨年からスタートした「ビールの学校」もはや1万人が参加し、ビールのおいしい飲み方や、最適なおつまみは・・・など初級コースから、料理講習の中級コースも好評を呼んでいる。
 ワールドカップを前に、「キリンビールを飲みながら試合を見るなんて最高」と中村氏はワクワクしながら日本代表を応援している。

未経験の方もぜひ参加して

加藤克己理事  サッカー王国・広島を支える広島県サッカー協会の加藤克己理事(写真)は「県立総合体育館の場所取りが非常に難しい。この大会はステータスがあるんです」と語る。
 「広島にはフットサル専用コートが無く残念です」と顔を曇らせるが、サッカーの話になると目が輝きだす。「小・中・高の登録者は少子化で数が減っていますが、広島では女性や、中高年の方々が協会に選手登録されて、全登録者数は逆に増加している」という。選手登録している人は昔サッカーをしていた人がほとんどで、初めての人は少ないとか。
 サッカー未経験者でも楽しめるフットサルは、気軽にサッカーに親しめる絶好の競技。「少人数でできるサッカーという感覚で、小学生から中高年の幅広い年齢の方に参加して欲しい」と話していた。

 − 大会概要 −
〈主催〉キリンビール株式会社中国地区本部
〈共催〉日本フットサル連盟
〈主管〉財団法人広島県サッカー協会
〈後援〉財団法人日本サッカー協会
〈協賛〉キリンビバレッジ株式会社中国支社、キリン・シーグラム株式会社


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