元プロ八木中心に堅い守りで粘り勝ち
<一般の部・決勝>
A.C.CRESCENZAGO 0−0(PK)5−4 南町サザンクロス

一般の部優勝のA.C.CRESCENZAGO
|
クレッシェンザーゴ6人目のキッカー・相川信行(27)が右上すみにPKを決めると、代表者の八木秀一(30)を中心に、ファインセーブを連発したGK平島康雄(29)らメンバーががっちりと握手し、勝利の喜びを分かち合った。
八木は、ブラジル・コリンチャンスFCのテスト生や、イタリア・セリエC2のUSカラテーゼといったチームを渡り歩いてきた元プロサッカー選手。チーム名も以前所属していたミラノ郊外の地域名からとっている。
現在は、千葉の四街道市や東金市でサッカースクールを運営する。そのスクールのコーチである中村敬(21)ら2人と、日立製作所・習志野工場のサッカー仲間が集まった。大会参加は初めてだが、サッカーに精通したプレーヤー揃いだけに、予選リーグでの1敗から学び、決勝トーナメントからは、守りを重視した試合運びで、接戦をものにした。

クレッシェンザーゴの八木(左)がGKと1対1になるが惜しくも得点ならず
|
決勝は、観戦した元日本代表DF・加藤久氏(46)が、「ディフェンスの意識が高いチーム同士の熱戦ですね」と解説するほどの、レベルの高いゲームとなった。中盤の八木を中心に、DFから丁寧にパスをつなぎ、すきを見てシュート。ゴール前のピンチは、平島の鋭い飛び出しで防いだ。
「PK戦になっても、自信はありました」と平島が話したように、準決勝も同点に追いつかれながら、PK戦でしぶとく勝ち上がった。その経験が生きて、鈴木陽介(21)東條剛久(21)古川禎一(27)平島、そして相川の5人がきちっと右すみやサイドネットに突き刺した。
八木は、「決勝の相手は強かったが、みんな頑張ってくれた」と急造チームの健闘をたたえた。参加が決まると、スクール生たちに優勝を約束したという。「生徒たちに面目を保てて、とてもうれしいです」と、笑顔で話した。
強豪0封の健闘
府中市チームの少年の部とのダブル優勝はならなかった。南町サザンクロスは代表の田代昭雄(28)を中心に、府中市の南町小、中の同級生で構成された、平均年齢25歳の若いチーム。準々決勝では、優勝のクレッシェンザーゴを予選で破っているKomazawa Knight Catsを0−2から逆転して勢いに乗った。決勝はPKに泣いたが、DFの伊藤勲(25)小宮山雅司(24)やGK角倉基郎(24)を中心に、強豪を0点に抑える健闘を見せた。
|