 |
| 実力者同士のガチンコ対決となった決勝戦。その表情は“マジ”だ |
曽ヶ端 見事100万円ゲット!!
予選の東京V・石塚啓次戦を3−0で圧勝。準決勝シェイプアップガールズ戦はお色気攻撃に動揺しながらも2−0でしのいだ鹿島・曽ヶ端準。チーム寮では日々、チームメートを相手に豊富な練習を誇るだけに、ここまで順当に勝ち上がってきた。
「100万円もらっても、チームメートにおごらないといけないので…」とモチベーションが微妙に揺らぎながらも、コマンドするブラジルの設定を決戦に向けて攻撃型布陣にシフト。一気に畳みかける作戦だ。
一方、初戦で優勝候補の柏・南雄太を1−0で撃破。準決勝で横浜M・榎本達也を1−0と下し、決勝にコマを進めた市原・阿部勇樹。若さあふれる機動力とパス回しの技術はピカイチで、王者に果敢に挑む。「(お色気に弱いという)曽ヶ端さんの弱点を見抜きました。あとはラフプレーに気をつけて」とイタリアを率いる阿部。ブラジルの3−4−3のフォーメーションに対してイタリアは4−3−3で対抗する。
 |
| 惜しくも敗れた阿部は思わずがっくり。対称的に曽ヶ端はニンマリ |
先制にガッツポーズ
観客がかたずをのんで見守る中、キックオフ。11分、ブラジルはいきなりスルーパスを通し、イタリアのディフェンダーを振り切りながらシュート、右サイドに先取点を決める。曽ヶ端、思わず会心のガッツポーズ。
38分、イタリアは左右の揺さぶりから決定的なシーンをつくるも、キーパーの好セーブに阻まれる。
「あーっ!」とギャラリーから大きなため息。まるで国際Aマッチのテレビ中継を見るような臨場感に、会場のラフォーレ・ミュージアムは異様な雰囲気で盛り上がる。さらに後半に入って47分のブラジル。左からCKを上げると、それをヘディングで合わせて2点目。「YES ゴォール!」と実況のジョン・カビラが絶叫。
「それにしても曽ヶ端選手、コーナーや折り返しが絶妙ですね。これからはセンターフォワードやってもらいましょう」と解説の中西哲生氏。ブラジルは53分にもがキーパーの頭越しをループシュートで狙うが、惜しくも外れる。
「ゴールキーパーが取りにくいところを知っているだけに、いやなボールを打ってきますよね」
しかし阿部イタリアも負けていない。66分、ドリブルで切れ込んで、左サイドへゴール。1点差に詰め寄るが、勝負あり。実力にまさる曽ヶ端ブラジルが2−1で逃げ切った。
「まるでリアルゲーム。WE6になってますます面白くなった」。100万円を獲得した曽ヶ端は優勝インタビューに笑顔で答えていた。
|