本番よりシビア
「えー、100万円? スゴいなあとは思うけど、ボクは勝ち目ないですよ」と謙虚に話す東京V・米山篤志がアルゼンチン。「曽ヶ端なんてゲーマーですよ。アイツには勝てない」と言う横浜M・榎本達也がポルトガル。同じGKだけに曽ヶ端ブラジルの戦力がかなり気になっているようだ。
試合開始前に両チームは設定モードでフォーメーションを整え、初戦突破を図る。ポルトガルは、前半を攻撃的布陣で先制点を奪い、そのまま逃げ切ろうという作戦だ。
前半22分、アルゼンチンがキーパーとの1対1のチャンスをはずす。さらにロスタイム。アルゼンチンはチャンスを迎えるが得点にならず、そのまま前半終了。「あそこで点が取れなかったのが痛いなあ」と米山アルゼンチン。
前半は押しに押したアルゼンチンだったが、後半になって形勢は逆転。ポルトガルは62分、ゴール前でスルーパスを受けて強烈シュートを放ち、鮮やかに1点を奪う。画面上ではリプレーが演じられ、ボールがネットに突き刺さった瞬間、画面が揺れる。こうしてボール支配率では劣勢に回ったポルトガルだったが、少ないチャンスをものにして逃げ切った。
「うーん、納得いかない」という米山がゲーム後に本音をもらした。「ホントは100万円、ねらってたんですけどね」。アルゼンチンの強力FWで最終局面まで詰めながら、決定的チャンスをものにできなかったのだから痛恨の敗北。これで予選敗退なのだから、ある意味本番よりシビアな戦いだったともいえる。
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