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ホーム > マックで飲める!おいしいコーヒー ~Premium Roast Coffee~


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マクドナルド 	ザ・プレミアムローストコーヒー

 カフェチェーン、ファストフードチェーンが提供するコーヒーの中で、20~30代社会人が最も買いたいコーヒー1位はマクドナルドの商品だった。これはオリコンDD社が実施したブラインドテストによるもの。マクドナルドのコーヒーはハンバーガーのサブメニューと見られがちだっただけに、意外な結果となった。どんなところが高く評価されたのか、また商品開発者の苦労した点は ?

1杯100円の価格が購入の決め手!

Premium Roast Coffee
「プレミアムローストコーヒー」

 調査は07年11月に10日間かけて行った。対象はカフェチェーン、ファストフードチェーンでホットコーヒーを3カ月に1回以上飲む20~39歳の男女1280人で、ブラインドテストを実施した。

 サンプルはコーヒーを通常メニューで扱う代表的な5店の商品。被験者はそれぞれ2種類ずつを飲み「香り」「苦味」「酸味」「後味」「濃さ」「全体のバランス」「購入意向」の7項目について評価した。味については各社とも特徴があり、「おいしさの評価」はほとんど差がなかった。

 最も差がついたのが、値段を含めた「購入意向」に関して。100円で提供しているマクドナルドはここで他店に2倍近くの差をつけて、総合評価No.1になった。おいしさの差が少なければ、価格が決め手になるようだ。

 同社のコーヒーの歴史は71年、東京・銀座の第1号店で販売を開始、03年にはプレミアムコーヒーを販売した。05年に100円マック、100円コーヒーをスタート。2月15日からは高級コーヒー豆を使用した「プレミアムローストコーヒー」が全国どこでも飲める。

年間1億2000万杯が飲まれるベストセラー商品

 今回1位に選ばれたのはこの「プレミアムローストコーヒー」。メニュー開発本部スナック&ビバレッジ部・瓦林哲児氏(44)は「当社の商品はファストフード店のコーヒーだからそれほど気合を入れてないのではと思われていたようですが、ちゃんと評価されて非常にうれしい。最近は単体で楽しむ方が増えています」と喜んだ。

 同社の店舗は全国に約3800ある。コーヒーは年間でおよそ1億2000万杯も飲まれている隠れたベストセラー商品。カフェチェーンをのぞいては飛び抜けて売れている。それだけ親しまれていうこと。「バランスが取れたおいしいコーヒーを、いつでも飲んでいただけるようにしています。もちろん100円という価格にもこだわっています」(瓦林氏)。

 1人が1週間に飲むレギュラーコーヒーは、06年の財務省「通関統計」によると3・7杯。全日本コーヒー協会の「コーヒーの需要動向に関する基本調査」によれば、年齢別では男女とも喫茶店全盛時代を経験している40~59歳の男女がトップで、1週間に約14杯。男性は25歳からの飲用が増えており、社会人になるとコーヒーを飲む機会が増えると考えられる。

 このように日本人にとってコーヒーは必需品で飲み方も多種多様になり、利用者層も広がっている。競争はますます激化しそうだ。

厳選した豆と絶妙なバランスでワンランク上の商品に

メニュー開発本部 瓦林哲児氏
メニュー開発本部 瓦林哲児氏

買いたいコーヒーNo.1に選ばれた「プレミアムローストコーヒー」の開発にあたっての基本コンセプトは3つ。

 まずは製品設計で、世界4ヵ国からえりすぐりの最高品質のアラビカ豆を使用。コロンビア産は香りとさわやか酸味、ブラジル産は苦味とコク、エチオピア産はフルーティな酸味が特徴で、グアテマラ産はそれぞれの特徴を生かすバランス調整役を果たしている。

 瓦林氏は「開発の苦労ですか ? 特筆すべき点はありません。強いていえば万人に選ばれるためには何が必要かということが難しかった。好みの味は千差万別ですから」と話す。役に立ったのは、ロースターとしてコーヒーメーカーに11年在籍した経験だった。

 「それぞれの豆の特徴が際立ち過ぎると味のバランスが崩れてしまいます。我が社のコーヒーは、特徴のないのが特徴。アンケート結果ではバランスが取れている点が評価され、まさに狙い通りです」。
 次には機器の統一を図った。これまでベースとなる豆はほぼ同じだったが、ロースト機や抽出機などは店によって若干違った。今回は全店舗の機器を統一、全国で同じ味が楽しめるようにした。アラビカ豆にふさわしいコーヒーマシンも開発した。

 また、提供するクルー、オペレーターの心構えを徹底させた。ただマニュアル通りにやるのではなく「なぜやるのか」「なぜおいしくなるのか」の研修を2カ月行った。「気が入ったコーヒーと気が入らないコーヒーとでははっきりと味が違いますから」(瓦林氏)。さらにワンランク上の商品提供を目指している。

フタをしたまま飲めるオリジナル新デザイン

中身とともにデザインも一新されたコーヒー
中身とデザインが一新されたコーヒー

 中身とともにカップのデザインも一新した。基本カラーはおいしさを一層引き立てるコーヒー色。そこに生産者から消費者に渡るまでの課程の画像をデザイン、目で楽しめるしゃれた物になった。保温性の高い素材を使い、表面には入れ立ての熱いコーヒーを持ちやすいように、エンボス加工を施している。

 フタの部分にも工夫を凝らしている。これまではヒラブタを外して飲むのが通常パターンだったが、今回は曲線と角度を付けてドーム型にし、フタをしたまま飲めるようになった。持ち帰りや車の中でも飲みやすくした。

 さらに飲み口を大きくしたことで熱さの軽減を図った。また唇が当たる部分に縦にスリットを入れ、熱さを軽減している。これは同社のオリジナル。試行錯誤で、20種類以上の試作品を作り、最終的にこのデザインにたどり着いた。

 


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