アジア大会女子マラソン代表の早川英里(32)らが所属する、衛生陶器・住宅設備機器製造会社のTOTOが11日、東京・港区海岸の東京汐留事業所で、グループ社員、サポート選手の壮行会を開いた。

 激励されたのは、アジア・パラリンピック出場選手を含む3選手。女子マラソン代表の早川英里(32)は「代表としての自覚、責任を持って、一番いい笑顔でゴールインし、良い報告が出来るように頑張ります」と金メダルを目指すことを誓った。

 パラリンピックに出場するのは、TOTOグループ社員の北田千尋(25=車いすバスケットボール)と、TOTOサポート選手の二條実穂(33=車いすテニス)。会場に詰めかけた社員を前に「こんないっぱいの人が来てくれて、めっちゃビックリです。職場でもキャラメルをもらったり温かい職場。私が選んだ道は間違っていなかった」と張りのある関西弁で会場の爆笑を誘った。二條も「7年前からサポートしていただいています。メダル獲得の報告ができることを信じています」と話した。