韓国・仁川で開催されるアジア大会(19日~10月4日)と、アジアパラ大会(10月19日~24日)に、日本代表選手7人を輩出するスズキ浜松ACが16日、静岡・浜松市内で練習を公開。男子やり投げの新井涼平(23)が、初出場初優勝への意気込みを語った。

 同じスズキ浜松AC所属で、11歳年上の村上幸史(この日は欠席)と金メダルを争う。4月の織田記念国際で85メートル48の日本歴代3位を出し、その村上(85メートル96=日本歴代2位)に肉薄。6月の日本選手権も安定して80メートルスローを出し、頂点に立った。

 チーム内での金メダル争いに「怖いし、大変だなと思う。でも試合になれば(村上は)敵になる。実力は確実に村上さんが上だし、そこは切り替えたい」と勝負に徹する。